【防災コラム】大切な「うちの子」のために。飼い主としてできる災害への備え
2026年7月28日に発生した「令和8年熊本地震」から、1か月が経ちました。
今なお多くの方々が避難生活を余儀なくされています。大きな災害が起きるたびに直面するのが、ペットとの避難における多くの課題です。
「ペットがいるから、避難をためらってしまう…」
「周囲に気を使って車中泊で過ごしていたら、大切なうちの子も自分も熱中症になりかけてしまった」
「避難所の屋外で、厳しい暑さや風雨をしのぎながら過ごしている」
「自宅が被災して帰れないけれど、うちの子を安心して預けられる場所が見つからない」
被災地からは、このような切実な声が報告されています。
もしもの時、皆さんはどのようにすごされますか?

9月1日は「防災の日」です。熊本地震や千葉豪雨という大きな災害が起きた今だからこそ、被災地から離れた場所にいる方も、少し立ち止まって考えてみてください。
もし今、大きな災害が突然起きたら、あなたとペットはどこでどのように過ごしますか。 「うちの子と一緒に、安心して過ごせる避難先」を具体的に思い浮かべることはできますか。
「まだ具体的な避難先が思い浮かばない」と思われたなら、もしもに備えて今日から探し始めましょう。
ペットと家族を守るための避難先の選択肢

ご自宅が安全な場所・構造であれば、いつものお家で過ごせる「在宅避難」がペットのストレスを最も抑えられるため優先されます。ですが、それが難しい場合は知人や親戚の家、ペット同伴で泊まれる宿泊施設あるいは一時的な避難場所として車中泊なども考えられます。それぞれの避難方法に合わせて、日頃からの優しい「練習」と「備え」が大切になります。
・在宅避難
在宅避難に備えるなら 電気や水道などのライフラインが止まってしまったときのために、お水や普段から食べ慣れているフード、ペットシーツや猫砂などのトイレ用品をしっかり備蓄しておく必要があります。
・知人や親戚の家
知人や親戚を頼る場合は事前に「もしもの時は助け合おうね」と、事前に相談しておくことが何よりの安心に繋がります。
・車中泊
車中泊を想定するなら 普段の楽しいお出かけのときに、ペットと一緒に車内でゆったり過ごす練習をしておくと、いざという時の負担や不安を軽減することができます。
ここで一番お伝えしたいのは、完璧な防災グッズを揃えることよりも、「この子を守るための選択肢」を、あらかじめ複数持っておくことが大切です。
お家が難しければ次はここ、そこもダメならここ、というように、2つ、3つの避難先を考えておく。それこそが、大切な家族であるペットを守るための、最もシンプルで確実な備えになります。
この機会に一度、ご家族や身近な方々と防災について話し合ってはいかがでしょうか。
※全国動物避難所協会 提供
私たちAHBは「全国動物避難所協会」の活動を応援しています!
一般社団法人「全国動物避難所協会」様は、災害が発生したときでも、人もペットも安心して一緒に避難できる社会を目指し、日本各地の「動物避難所」の登録や支援を行っている団体です。
先日の令和8年熊本地震においても、熊本県内の登録避難所と密に連携しながら、被災された飼い主様とペットの受け入れサポートや、被災動物の保護活動を行っています。AHBも、同協会の活動に深く賛同し、賛助会員として今後も様々なかたちでサポートをさせていただきます。

全国動物避難所協会 公式サイトはこちら: https://uchitoko.jp/
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