お知らせ

アドバイザリーボード 第2回会議のご報告

■開催概要

株式会社AHBでは、生体販売を行う企業としての社会的責任を果たすために、繁殖引退犬猫やハンディキャップを持つ犬猫と新しい飼い主との出会いをコーディネートする、パートナードッグ&キャットプログラムを実施しています。弊社では、本プログラムに対する社会の声を聴き、適切な運営を行うために、本プログラムに対するアドバイザリーボードを設置しています。

第2回は、第1回の議論を踏まえて、課題と解決策を整理し情報公開の方針の確認と社会とのコミュニケーションのあり方についての討議を行いました。

■開催日時

2021年3月2日 13:00~15:00

■開催場所

株式会社AHB 本社会議室 (東京都江東区木場三丁目7番11号)

■参加者一覧
アドバイザー 浅野 明子 氏 井島 七海 氏 今本 成樹 氏
       奥田 順之 氏 上山 琴美 氏 安野 舞子 氏
ファシリテーター 水谷 香織 氏
主催・事務局 株式会社AHB
       長谷川 龍太 森 兵衛 源本 正樹 谷 美也
アニコム損害保険株式会社 徳永 繁郎

■パートナードッグ&キャットプログラムの実施状況と展望

弊社よりアドバイザーに対して以下のような情報提供を行いました。

(1)ご挨拶

2021年6月には、動物愛護管理法の改正に伴って数値基準(飼養管理基準に関する省令)が施行されます。こうした社会の変化は、我々や業界が今までのやり方にとらわれず変わっていくための後押しであると考えています。

パートナードッグ&キャットプログラムに関しても、皆様のお力をお貸しいただきながらしっかりと社会に発信し、立ち上げを行っていきたいと考えています。社会から共感や理解を得られるようなプログラムにしていきたいと思いますので、忌憚のないご意見をいただきたいと考えています。

(2)現在の実施状況について

2021年3月現在23店舗にて実施しています(※1)。2月は35頭のマッチングを行うことができ、徐々にマッチング頭数を増やすことができています。一方で今後もマッチング頭数を増やしていくためには、現状の施設だけでは制約がありますので、現在のウェルネスセンターに加え新たに本プログラム専用のケアセンターの設置や産学連携の取り組みを進め、ケアできる頭数を増やしていくことを計画しています。

※1  2021年5月時点では107店舗にて引き渡しが可能になっています。

(3)産学連携について

ブリーダー様から引き受けた犬猫を店舗で紹介する前のケアを行う目的で、動物専門学校グループ様との提携が4月よりスタートすることとなっています。学校内で飼育する犬猫として一定期間お預けし、ドッグトレーニングやペットグルーミング、ケア・セラピー等について先生方と学生様にご協力いただきます。そして、一定期間のお預け後に、店舗もしくはWEBサイト上で新しい家族との出会いを作っていく流れとなります。この取り組みについては動物専門学校の皆様にも歓迎いただいております。

(4)ホームページ等での発信の方法について

第2回会議のテーマは、「本プログラムに対する社会の反応から考える社会的コミュニケーションのあり方」とさせていただき、社会との接点となるホームページ掲載案を紹介しました。

尚、ホームページの内容については、第2回会議でのアドバイザーからの助言を受け修正したものを以下のリンクの通り既に公開しております。

パートナードッグ&キャットHPはこちら

■第2回アドバイザリーボード議事概要

第2回会議では、「本プログラムに対する社会の反応から考える社会的コミュニケーションのあり方」をテーマに討議を行いました。本プログラムに対する社会の反応は、拒絶~応援まで幅広く考えられます。弊社には、なぜ拒絶(批判)されるのかという現実に向き合う姿勢が求められていると感じています。そのうえで、広く応援(共感)を得られるようにするためには、これまでのやり方を変えていくことが必要だと考えています。

そのような問題意識から、弊社がどのような姿勢で社会とのコミュニケーションを行い、本プログラムを進めていくべきかについて討議・ご助言いただきました。

アドバイザリーボード 第2回会議 議事概要はこちら

■アドバイザリーボードにおける議論を受けて

アドバイザーの皆様より、本プログラムを良い形にしていくための課題を多くご指摘いただきました。社会とのコミュニケーションにおいては、弊社内の視点だけでは気づけない点が多くあることを改めて気づかされました。

特にプレスリリースに関しては、弊社取締役長谷川の顔の見える発信が必要であるとのご助言をいただき、実際のリリースでも動画を掲載させていただきました。不透明な業界という印象を抱かせてしまっている現状があるからこそ、積極的に前に出て情報発信を行っていく必要性を感じました。

また、こうした情報発信を行うことで多くの意見をいただくことも考えられます。いただいた大切な意見をどのように扱っていくかも、社会とのコミュニケーションにおいては非常に重要なポイントであると感じました。ご意見については、アドバイザーの皆様と共にしっかり目を通し、アドバイザリーボードの討議内容にも反映させていきたいと考えております。

■過去のリリース

パートナードッグ&キャット アドバイザリーボードの設置についてはこちら

情報公開の方針はこちら

アドバイザリーボード 第1回会議のご報告はこちら

■本件に関する問い合わせ先

株式会社AHB
パートナードッグ&キャット事務局
〒135-0042 東京都江東区木場3丁目7番11
電話番号 03-5809-8227 (パートナードッグ&キャット事務局)
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